桶谷母乳マッサージ@中目黒

Posted 2010/06/23 by zunko

一人目出産後、病院で激しく痛い母乳マッサージをしてくれた助産師さんに「お産は道だから、一度つけてしまえば後は簡単なのよ」と言われた。確かに産道も乳腺も道で、産道に関しては二度目は明らかに簡単だった。(だからこそ切迫早産の状態は経産婦のほうが怖く「初産婦さんなら退院OKなんだけど…」と何度言われたことか。)

しかし、乳腺の方はもともと出が悪く、一人目は9対1でミルクメイン。たいした道がついてないので、出産して退院後すぐ近隣の桶谷母乳マッサージを調べて行って来た。

優しい女の先生が一人でマンションの一室でしてくれるのだが、桶谷なので噂通り、胸自体は痛くない。代わりに後陣痛のような痛みがある。
「体を冷やす麦茶は禁止。飲むなら水か、循環をよくするたんぽぽ茶など。食事は和食中心の粗食。ミルクは今以上足さない。」アドバイスもいたってシンプルだ。

マッサージを受けたからといって滝のように出るようになるわけではないし、裏技を教えてくれるわけではないけれど、その日からミルクを足さずに頑張ってみたら何とかなったのでやっぱり行ってよかった。

次の週に行ったら、ミルク足してないから先週よりいいと褒められた。

初診は5000円で再診は3500円。しばらくは通うことになりそうだけど、憧れの完母目指して頑張る。これでもう見かけ倒しと言われないと思うとうれしい。

ところで、産後は乳腺の代わりに涙腺が緩み、「産まれて来てくれてありがとう」と言いながら二人の娘の手を握って泣きたくなるのだけど、それはどうすればいいのだろう。

出産のご報告

Posted 2010/06/10 by zunko

たくさんの人に支えられて、3ヶ月の入院を乗り越え、6月9日の夜に無事3300gの意外に大きな女の子を出産することができました。

昼に定期診察→38週3日。子宮口4cm。いつ産まれてもおかしくないながらも 陣痛も破水もないため刺激だけして一旦帰宅。

夕方5時→張りが痛みになる すでに3分間隔。急いでタクシーで病院へ。車中で旦那に病院へ行くことだけさりげなく伝える。

5時半病院到着→ひとり目出産の時は高血圧で誘発したがちっともお産が進まず4日間を過ごした陣痛室を素通りしていきなり分娩室へ。既に子宮口は5〜6cm。

7時まで→産後は本を読むな!と母にきつく言われているため今のうちにと思い、『「国をつくる」という仕事』という大変すばらしい本を読んで感動しながら痛みを逃す。

7時から50分間→痛みも強く間隔もほとんどないため泣き叫ぶ。

7時50分出産。
処置後、母児密着と授乳。父親が誰であれこの子は私の子。完全に母系の関係を1時間ほど堪能し、そろそろ旦那に連絡を入れようと思った矢先に何故かタイミングよく旦那到着。1時間前に産まれてたと言ったら怒られた。当たり前か。

二人目だったからか切迫だったからか、陣痛開始から3時間以内のスピード安産。医師の到着が間に合わず、出口が裂けて痛い。

子育てに心配は尽きないけど、今は世界一かわいい子供が自分のところに産まれて来て、世界一幸せな人間のような気しかしない。支えてくれた家族、お友達、ピアサポーターの皆さん、すべての人に感謝の気持ちでいっぱいだ。

明日朝6時から授乳開始、母児同室のスパルタ育児が始まる。とりあえず報告とありがとうを。

「世界を変えるデザイン展」

Posted 2010/06/07 by zunko

陣痛秒読みの緊張感の中、かねてから行きたかった東京ミッドタウンとAXISギャラリーの「世界を変えるデザイン展」に行って来た。

水の浄化装置や太陽光を活用した調理器具などが実際に触れられて、途上国の人びとに役立つ知恵が満載でとても勉強になった。

中でも印象に残ったプロダクツは、エンプレイス(未熟児の体温を保つ相変化素材の袋。従来の保育器の100分の1のコストでできる)と、アドスペクツ(検眼士を必要とせず、自分でレンズの矯正度数を調節できる眼鏡)。

自分や自分の子供が入院すると、私の頭の中の9割くらいはメサイヤコンプレックスに支配される。途上国で年間400万人の未熟児が体温調節ができないせいで死亡していても、自分の子供には当たり前のように保育器が用意されていて、栄養失調で失明する子供達がいても、自分の子供はもともと重い病気がある目を治療してもらえる。それが悪いことをしているような気分になる。

援助関係の本を読んでいると、世界をよくする方法が何もないような暗い気持ちになることもあるけど、希望もあるということがわかった。

つかの間の幸せ

Posted 2010/06/04 by zunko

大方の予想に反して、点滴を抜いてもすぐに陣痛は来ず、退院してつかの間の幸せを噛み締めている。

私の母のおかげで3ヶ月不在でも家は何も変わらず、別人のように成長した娘はちゃんと私を待っていてくれた。

入院中、今はユーロが安いからアマゾンフランスで個人輸入しようとか、クックパッドで見つけた人気レシピを作ってみようとか漠然と考えていたしたいことはすべて吹き飛び、ひたすら娘を抱きしめたりお絵かきしたり、手を繋いで散歩したり眼科に連れて行ったりお風呂に入ったり。

お腹の子は着々と下がって来てるのを感じるし、またすぐ入院になって、二人目の世話に奔走する日々が始まると思うと、わずかでも上の娘とベタベタできる時間が持ててよかった。

最初の子供が局所とはいえ珍しい先天異常を持って産まれたこともあって、次は何が起こるだろう…と不安が先立ってしまうけど、「神様が私にレモンを与えて下さったら、それでレモネードを作ればいい」というアフリカの諺を呪文のように唱えながら何とか乗り切りたい。

入院3ヶ月

Posted 2010/05/29 by zunko

切迫早産で入院して、ちょうど3ヶ月。明日で37週0日になるので、朝には点滴を抜いて陣痛が来れば出産、来なければ退院する。

私の母にみてもらっている間に、娘は別人のように成長し、ひとりで寝られるしトイレにも時々行けるようになったし、語彙も飛躍的に増えた。
私の実家の家族には本当に無理を強いてしまった。私の代わりに誰かの具合が悪くならないか心配だけど、危機に瀕していた私と子供のためにしてくれたことに今は素直に感謝したい。

世界一安全な国で安全に出産に臨ませてもらっているのに、時々不安でたまらなくなる。妊産婦死亡率が日本の100倍の地域で出産する人達はどんな気持ちなんだろう。

入院1ヶ月

Posted 2010/03/27 by zunko

深夜の緊急入院から1ヶ月。

少しづつ感染徴候もおさまり(もともと体質的に白血球が多いのでよくわからないのだけど恐らく)、お腹の張りも緩和され、点滴が外れ、シャワーも毎日浴びられるし1階の売店まで歩行許可も出たし娘の手をひいて廊下を散歩もできる。

状態は落ち着いているし、他の入院患者さんと比べると申し訳ないような暮らしをさせてもらっているのだけど、経産婦であることもあり劇的な回復にはいたっておらず、これ以上の安静解除への道のりはなお険しい。

昨日は娘が珍しく発熱していた。お見舞いの時、いつもはすっかりおばあちゃんっ子なのに妙に私にべたべたしてた娘と離れているのが辛い。病気の時くらいそばにいてあげたい。

今日から28週の妊娠後期に入る。この暮らしはどんなに長くてもあと9週間。

入院1週間

Posted 2010/03/06 by zunko

切迫早産で入院してからはや一週間。

ウテメリン(張り止め)と抗生剤の点滴で、とりあえず状態がよくはなって来た。と言っても、感染徴候はおさまりきらず、抗生剤は種類を変えて継続。

感染兆候がおさまって、ウテメリンの点滴を少しづつ減らして、内服に切り替え、安静度をあげていかなければ(今は歩行許可はトイレのみ、診察に行くときは車椅子)退院できないことを思うとまだ先が長い。

娘は今はるばる香川から出て来てくれた母がみてくれている。緊急1時保育は世話をする人がいたら対象外なので今はお休みして、毎日病院に会いに来てくれる。ころころと環境を変えて申し訳なかったけれど、おばあちゃんはいつでもいてくれて、ママは病院で、パパは必ずいつかは帰って来てくれる、ということがわかって、無理はしつつも落ち着きを取り戻したように見える。

入院

Posted 2010/02/28 by zunko

精一杯努力してみたけど、事態の進行は思いの外早く、夜中にタクシーを飛ばして病院へ、そしてそのまま入院。

私の守るべき2つの命のことが心配で眠れない。2才の娘と24週のお腹の子。

お腹の子に関しては、今はあれこれ悩まずに点滴されながらベットで横になっているしかないのだけど、「ママびょういん」と自分に言い聞かせながら耐え切れずに泣き出したらしい娘に、離れてても世界一愛してるとわかってもらうにはどうしたらいいだろう。

切迫早産−長い長い3ヶ月

Posted 2010/02/25 by zunko

第2子妊娠23週にして、切迫早産で絶対安静を言い渡されてしまった。あと少し症状が進んだら入院になる。

今回は妊娠当初から前の妊娠より苦しく、早くから薬を飲んだり、2週間前からは外出も近所だけに控えたりしていたのだが、昨日ふと不安になって検診を1週間早めて診てもらったら、「ぎりぎり入院しなくてOKなレベル」。

2才になったばかりの娘と離れての入院は1日でも短いほうがいいので、より安静にする環境をつくるべく、目黒区の緊急一時保育制度を利用して昼間預ける区立保育園を上限の2ヶ月確保。朝はパパが送ってくれて、夕方はファミリーサポーターさんに自宅まで送っていただく。

本当はファミリーサポートは一時的な利用のためのもので毎日となると対象外なのだけど、事情を話して相談すると、いい方を見つけてくれた。何年待っても入れないと噂の区立保育園も電話したその日から快く預かってくれた。

仕事で多忙を極めるパパも毎朝保育園へ送ってくれるし、パパの実家からはおいしい手づくり料理が宅配で届くし、掃除もしにきてくれるし、私の母もいつでも行くよと言ってくれるし、私の父も3ヶ月くらい母がいなくても平気だと強がるし。

私の子供たちは社会からも家族からもしっかり守られているのだと実感。
人の手ではどうしようもないことはあるけれど、どうか3ヶ月後無事生まれて来て欲しい。

2才の経過観察

Posted 2010/02/08 by zunko

成育医療センターの総合診療部で娘の2才の経過観察をしてもらった。1才半検診で身長・体重の伸びが悪いと指摘されて以来定期的に診てもらっていて今回で3回目。

身長84.0cm 体重9.385kg…。

体重がこんなに軽くていいのか不安になりながら診察を受けたが、身長は平均くらいあるし、大切なのは成長の曲線なので問題はないらしい。2語文を話すか・積み木を縦横に並べるかなど2才のチェック項目もほぼクリアしているので中身の発達も問題なし。

ただこれで経過観察卒業とはいかなくて、また3ヶ月後に来ることになった。この病院に来るのはそれなりに大変なのでできればあまり来たくないが、もともと珍しい先天異常を引き当てている子供だし、必要なフォローをしっかりしてもらえるのはありがたいことだし、頑張るしかなさそうだ。

この病院にいると、子供が何の異常もなく生まれて来るのは奇跡に思える。それでもリスクのない人生は存在しないし、親になるということは最終的にはどんなリスクも受け入れる覚悟が必要だということがわかる。