ミュシャ展とラトゥール展
義母に誘われて、ラトゥール展とミュシャ展を見に行った。
まずは朝の混まないうちに張り切って上野の国立西洋美術館のラトゥール展へ。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(George de la Tour)
17世紀のフランスを代表する宗教画家だが、現存する作品は極端に少なく、(火災や戦争などで焼失している)また資料も少ないため、どれがラトゥールの本当の作品で、どれが弟子によって描かれたか評価が分かれているらしい。
私の今までの認識は「レンブラントやルーベンスみたいなもの(私はあまり好きではない)」だったが、今日見たところ、レンブラントやルーベンスよりずっといい。
「文字が読めない人にとっての聖書」としての意味合いの作品が多く、その時代のカトリックがどのようなものだったのかをよく現していた。文字の読めない庶民たちの、確かな息づかいを感じることができた。
美術館の併設のレストランで豪華なランチを食べて、気合を入れて混んでいるミュシャ展へ。
ミュシャはフランス人のポスター画家だと思っていたが、フランス語読みのミュシャ(MUCHA)は正しくはムハ。チェコ人で、スラブ民族であることを誇りとしている画家だった。商業用のポスターやパッケージもすばらしいが、クラシックな油絵もすごくいいし、「スラブ叙事詩」のような大作も残している。コレクションがすばらしく良く揃っていたので、行く価値ありだ。
二つ見終わった時にはもう5時。歩き回ってへとへとだった。
そして帰りに疲れにまかせて、ここ数年ずーっと欲しかったけど買えなかったフランス語の電子辞書SEIKOのSR-T5020をついに入手!ヨドバシでケースとセットで3万くらいだったが、無職の私としては清水の舞台から飛び降りる覚悟がいった。やっぱりCASIOの音声機能付よりSEIKOの仏→英翻訳機能を取った。私の中での日本語→フランス語→英語という順序は揺るがないので大満足だ。これで思う存分フランス語の本が読める。にんまり。
こうして充実したホリデーが続き、仕事復帰が遅れていくのであった。
