できたことには胸を張れ
スペイン語のことわざ集を読んでいたら、ふと出てきたことわざ。
A lo hecho, pecho.
「できたことには胸を張れ」
訳者の解説に拠ると、この場合hechoとは失敗のことで、済んだことに胸を張れ→くよくよするなという意味らしい。
自分がしたことが失敗でも、何もしなかったよりはいい。終わったことを後悔しても仕方がない。
何だかいつの間にか慎重になりすぎてしまう私は、自分に言われているような気がした。
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スペイン語のことわざ集を読んでいたら、ふと出てきたことわざ。
A lo hecho, pecho.
「できたことには胸を張れ」
訳者の解説に拠ると、この場合hechoとは失敗のことで、済んだことに胸を張れ→くよくよするなという意味らしい。
自分がしたことが失敗でも、何もしなかったよりはいい。終わったことを後悔しても仕方がない。
何だかいつの間にか慎重になりすぎてしまう私は、自分に言われているような気がした。
呪われた会社を辞めた仲間と、沖縄に禊ぎ旅行に行ってきた。
4日間で、本島の北の端から南の端までまわった。
古宇利島のビーチ、透き通るような海、さとうきび畑、吸い込まれそうなお墓、行ったら戻れなくなりそうな城跡、それぞれに違う表情を持つシーサー、ソウルフード、やんばるの森、比地大滝、出会えなかったやんばるくいな、鮮やかなブーゲンビリアの花、水族館の魚たち、山道で突如出会った不思議な人、市場の活気、南部戦線に残る思い…
実にいろいろな場所でいろいろなことがあり、いろいろな形でパワーをもらうことができた。
たった4日間なのにここまで吸収できたのはきっと、私たちが4人で常に笑いながら旅をしていたからだと思う。実際私たちが離島してから沖縄は天気が悪く、とても泳げる状態ではないらしい。
またみんなで旅行できるように、いろいろ頑張る気持ちになった。
桜美林大学の公開講座「起業塾」に参加させてもらった。
起業を志す人に向けたレクチャーはテキストが非常にわかりやすく、意識と共に実質的なことの学べる内容で、とても役に立つものだと思う。個人的には、夢の期限を表にした「夢シート」の話など、起業のこと以外にも自分のしたいことを実現する方法論として興味深かった。
私はこの3月で仕事を辞めたばかりなのだが、その会社の「親の会社を継ぐという形で経営者になった、経営者としての意識の極めて低い経営者」に聞かせてやりたい言葉が満載で、テキストに沢山蛍光ペンでチェックを入れてしまった。
続くビューティ&ヘルスコンサルタントのマリー秋沢さんの講演は、本当にすばらしかった。
もともと私はタラソテラピー系化粧品ブランドのPR担当もしていたので、掲載誌で拝見していたこともありとても楽しみにしていたのだが、期待以上だった。
まず、人となりがすばらしい。何でも相談できる雰囲気。そして内容がまたすばらしい。
「人より100倍エネルギーを与えてくれるものを見つけて、努力する」「見つけるまでの時間も無駄ではない」「人から言われた何気ないひと言を聞き逃さないで」…といったことをご自身の体験を基に話してくれて、すべての努力がはっきりとした形になっていない私への、とても説得力のある応援メッセージに思えた。そして、「信念を持って仕事をする」ことの大切さを言われた時、何だかちょっぴり涙ぐんでしまった。
私が大好きだった仕事を辞めたのは、メインに扱っていたブランドがなくなったからであり、自分の仕事もなくなったからだが、結局は「信念」のない人のもとで働いていたからだ。「信念」のない人のもとには「信念」のない人が集まり、その人たちの欲のために良い商品もコンセプトもぼろぼろにされていった過程を見てきた。彼らに「信念」があったら、ブランドはなくならなかったし、もしなくなって他のブランドを探すことになっても私はついていけた。
わずかな間だが美容業界に身を置き、日本や海外の雑誌・業界誌を読んだり、セミナーに参加したりする機会には恵まれていた。どれも興味はあったけれど、今回は自分の人生にパワーを与えてくれるお話でとても印象に残った。
マルセイユの灼熱の太陽と海の下での衝撃的な出会いと刺激的な日々から6年。
久しぶりに再会すべく関東にいそうな人に声をかけたら、何と全員が予定を合わせてくれて、6人で銀座でパエリアを食べることができた。
6年経つのに、みんな殆ど変わらず、あの頃に戻ったようだった。
ただ「語学学校と滞在費が安いから」という理由だけで、治安の悪さや訛りなどを鑑みず、はじめて行く外国にして滞在地としてマルセイユを選んだのは今にして思うと無謀としか言いようがないが、結果としてはその選択は正しかった。
私があんなに幸せに暮らせる土地は多分他にない。
きれいな海と太陽。港町特有の開放感。親切にして個性的な人々。アラブとフランスの融合。
中学や高校生の頃、体育館に並ばされてスカートの長さを測られていた頃とは正反対の空間で、排他的な人々の和の中に留まるために抑圧していた自分を解き放つことができたような気がした。
6年経っても居心地の良さはちっとも変わらず、楽しい時間を過ごすことができた。
マルセイユが大好き。いつかまた人生に疲れたら里帰りしたい。